6.29.2010

Book | ラクガキマスター

著者:寄藤文平

ラクガキの教科書っていうテーマがまずおもしろい!
こういうくだらないことを追及するみたいなの好きです。

R25などでよく見る寄藤さんのイラストですが、こんな計画的に書いていたとは。
確かに人の顔とかは案外すぐ書けるんだけど、人の体っていつもアンバランスでうまく書けなかったなーと思う。
これで練習すれば書けるようになるのかな!?
やろうと思うけど、まだ3回くらいしか練習できてません。。

他人の脳内をのぞいているみたいで、ラクガキしなくても楽しめる本です。

★★★★☆



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Book | みちくさ

著者:菊池亜希子

女性向けカジュアルファッション誌「PS」で連載されている「菊池亜希子の道草」を単行本化したものです。
モデル・女優の菊池亜希子さんがお散歩した原宿・代官山・浅草・鎌倉などの東京各地や、故郷の岐阜県などを、手描きイラストマップとほっこりエッセイでナビゲートしてくれます。

絵が可愛くて、相棒の本棚から拝借しました。
かなり身近な所が案内されていて、1回これを持ちながらお散歩してみたくなること必須です!
なんだかきっと普段よく行く町も、こうやってのんびりお散歩してみれば、新しい発見がたくさんあるに違いないと思いました。
見つけたお店に入る勇気、地元の人に話しかける勇気があれば、きっと楽しくなれる。
そう思わせてくれる1冊です。

のんびり時間のある人にオススメです!

早くこの本片手にお散歩したいとか言ったら、草食系なのかな?w
まぁもう肉食系保障されたからいっかw

★★★★☆



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6.26.2010

Book | 生きるコント

著者:大宮エリー

映画監督、脚本家、演出家、CMプランナーなど多岐に渡って活躍をしている大宮エリーのエッセイ集。

全然どんな人か知らず、なんとなく映画とか脚本とかやってるなー、名前は聞いたことあるなーと手に取り、ちょっと読んでみたらおもしろかったので購入。

とりあえずおもしろい!
電車の中でも必死に笑いを堪えて変人になりつつ読ませていただきました。

うーん、全体的に自由だし、やることなすことがおもしろいことにつながっていくという。
そーいう星の下に生まれてきたんだなと。
そしてこの本にはけっこうエリーさんの母親が登場してくるのですが、母親もかなりおもしろい。
この親あって、この子ありという典型。

こういう人生なら楽しいだろうなと思うけど、この生活を送るには強靭な精神が必要そう。
とりあえずポジティブであることと気にしないことが大事!!

今人生つまんない!って人にオススメです!


★★★★☆



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6.24.2010

Movie | アイアンマン2

監督:ジョン・ファヴロー
出演:ロバート・ダウニー・Jr グウィネス・バルトロウ ドン・チードル スカーレット・ヨハンソン サム・ロックウェル ミッキー・ローク サミュエル・L・ジャクソン

久々に映画館で見てきましたー。
話的には、前作から数か月後の話。
アイアンマンを政府に没収されそうになったり、恨みを持ったライバルが出てきて倒されそうになっちゃったり、胸のリアクターに体が蝕まれちゃったり的な話でした。

今回ももちろんおもしろかったです。
しかし、前回がかなりおもしろかっただけに、若干物足りない印象。
まず、まぁ今回もいろいろな話が出てくるのですが、その話一つ一つにあまりつながりがない。
これが解決したら次、それが解決したら次、っていう感じで、話に一本筋が通ってなかったので、それぞれのエピソードが薄まっちゃっているように感じてしまいました。

あとラストがあっけなさすぎて、いまいち。
せっかく、ミッキー・ロークいい感じなのにもったいないなーと感じました。
もうちょっと最後長くてもよかったんじゃないかなと。

しかし、スカーレット・ヨハンソンはセクシーだし、アクションもいい!
前作からアイアンマンらしい、ユーモアのある掛け合い。
ちょっとクスっとできる笑い要素は健在で良かったです。
あとスーツケース型のスーツはかなりかっこよかったです!
男なら憧れる!


最後、エンドロール終了後に次回作に続くシーンが少しだけ流れるのですが、これは来年2011年に公開が決定しているマーベルのヒーロー“ソー”に繋がるものらしいです。
今後マーベルのヒーローが多数登場する“アドベンジャーズ”へと展開していくようです。
ということで今後のマーベルシリーズにもこうご期待っていう感じです!



★★★★☆


6.22.2010

Book | 終末のフール

著者:伊坂幸太郎

うーん。伊坂さんは合わないのかな。
あんまり惹きこまれないで淡々と進んで行って、もの足りずに終末を迎えました。

いつも伊坂さんのように特殊な人間は出てこず、特殊なのは世界だけ。
もう人類が小惑星の衝突によってあと3年でみんな死ぬってことがわかってる世界。

やっぱり伊坂さんの話はなんかしらが特殊なんだって思ったけど、やっぱりみんな普通に暮らしていた。
この本は自分がその状況になったらどうするんだろうと考えながら読んだら楽しいかもしれない。
もしかしたら話の中の人と同じことをするかもしれないし、こんな風に絶対ならねぇよって思っても、いざそういう状況になったら、どんなことでもしてしまうかもしれない。
伊坂さんもそういうのをたくさん創造しながら書いたんだろうな。

たぶんこの本がつまらなく感じたのは、それなりにみんな希望を見つけてしまったから。
個人的にはひとつくらい救われない話も欲しかったなと。
絶対救われない人の方が多いはずだからねーそこがリアルっぽく感じたのかな。

ちなみに自分はたぶんとっとと隠居して好きなことしかしなくなるな。
今考えつくのがスノボとバスケとか死ぬほど映画見るとかだから小さいやつだなw
海外とか行きたいけど、みんなパニくってて行こうとしたら殺されちゃうんだろうな。
だからスノボくらいならいけるかなとw

てな感じでこの本はいろいろ想像しながら読むのがオススメです!

★★★☆☆



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6.15.2010

Book | 夜を守る

著者:石田 衣良

見た目どおり、予想通りのIWGPのアメ横バージョン。
土地がアメ横って分、IWGPより暴力がなくて人情寄り。
暴力とか闇の世界感がない分ハラハラしなくて物足りなかった印象。
でもこれはこれで完成してるし、土地によってこう変わるんだと納得できたからいいのかな?

でもやっぱり、うまくいきすぎだったりIWGPならここでもうちょいおもしろくなるとか思っちゃった。
なんでわざわざ同じようなものを出したのかも謎だけど。
これ出すならIWGPシリーズで出せばいい気もするけど。
土地ごとの微妙な違いをやりたかったのかな?

やはりここはIWGPに期待したいです!
暴力が苦手な人にオススメです!

★★★☆☆



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6.11.2010

Book | 告白

著者:湊かなえ

本屋大賞も取って、映画化もされた話題の作品。
さくさくと読めておもしろかったです。

なんか今の時代を映しだした話なのかなと思っていたけど、かなりぶっとび話だった。
まぁ他の人のことなんてわからないからなんとも言えないけど、事件によってみんなが狂っていってしまったんだなと思った。
たぶん一番狂ってしまったのは娘を殺された先生なのかな。
あのすごい淡々としたテンションですがいことしてるもんね。

でもなんか一つ狂っただけで、こんなにたくさんの人が狂ってしまうなんて怖いなと思った。

あとすごいのはラストのバッサリ感。
湊さんうまいなぁと思ったところです。
あれだけでかなり想像させられるし、誰にも救いがない。でもなんにも言わないのがこの物語には正解な気がして感心しました。

とりあえずこれは映画を見なきゃいけない!
絶対終わったあと映画館すごい静まってるのがすごい想像できるけど見なくちゃいけません。

怖いものみたさな人にオススメです。
読後は絶対どんよりするけど。



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MOVIE | スワロウテイル

監督:岩井俊二
出演:Chara 三上博史 伊藤歩 江口洋介 渡部篤郎

なんだかんだで初岩井作品。
あーこういうの撮る人なんだ。

ありそうでなさそうな、ないんだけど人の心の中にはありそうな、そんな世界だと思った。
なんだろー国際問題とかをテーマにしてるのかな?
よくわからないけど、なんかみんなただ幸せに暮らしたいだけなんだなと。
でもうまくいかなくて、結局そのままの方が幸せだったんじゃないかな。
でも人間臭さとか醜さとかそういうのが濃く見えた気がした。

この映画は汚くて醜いものを見せてるんだけど、なぜかきれいだった。
音楽とか映像とか中の人とかみんなきれいだった。
エンドロールで流れる「愛のうた」がよすぎる!
自分的には渡部篤郎がかなりかっこよくてツボでした。

なんか違う世界に浸りたい人にオススメです。
岩井作品はもう少し他のも見ないと理解できなさそうです。
世界観!!て感じでした。

★★★★☆



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6.05.2010

Movie | インスタント沼

監督:三木聡
出演:麻生久美子 加瀬亮 風間杜夫 

またまた三木さんと麻生さん。時効警察メンバーも多数出演しております。


やっぱりこの麻生さんのはっちゃけキャラが好きだなーと実感。
絶対周りにいたらうっとうしそうだけど、こんだけ自由なのはうらやましい。


今回のは今までいちばんおしゃれで笑えるところも多かった気がします。
ファッションも常にかわいい!麻生さんのファッションも見どころ。
加瀬さんもいつものキャラより元気でしたw
いつものゆるーい加瀬さんよりこっちの加瀬さんの方が好きかも!

なにげなく見てても元気づけられる作品です。
つまらない日常も蛇口を捻るだけで楽しくなれる。
毎日つまらないなーって思っているけど、案外簡単なことで楽しくなれる。


話の内容は本当にしょーもないし、内容のないって言えばないんだけど、こんなに楽しませてくれて謎です。
まぁ楽しければなんでもいいかなって感じです。

この作品はずーっと謎なんだけど、最後の最後に麻生さん演じるハナメが全部セリフでしっかりまとめてくれます!
それを聞けばこの話も理解できるっていうか、これを伝えたかったのねって教えてくれる親切な映画です。

『一晩寝れば大抵のことは忘れられるのよ。人間泣いてる時間より笑ってる時間の方が圧倒的に長いんだから!~ とにかく水道の蛇口をひねれ!!そして、その嘘と意地と見栄で塗り固められたしょーもない日常を洗い流すのだ!』
byハナメ

毎日の日常がつまらなくて、ちょっと落ち込んでる人にオススメです。


★★★★★

久々の★制度復活w
ずっと忘れてましたw




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