
本屋大賞も取って、映画化もされた話題の作品。
さくさくと読めておもしろかったです。
なんか今の時代を映しだした話なのかなと思っていたけど、かなりぶっとび話だった。
まぁ他の人のことなんてわからないからなんとも言えないけど、事件によってみんなが狂っていってしまったんだなと思った。
たぶん一番狂ってしまったのは娘を殺された先生なのかな。
あのすごい淡々としたテンションですがいことしてるもんね。
でもなんか一つ狂っただけで、こんなにたくさんの人が狂ってしまうなんて怖いなと思った。
あとすごいのはラストのバッサリ感。
湊さんうまいなぁと思ったところです。
あれだけでかなり想像させられるし、誰にも救いがない。でもなんにも言わないのがこの物語には正解な気がして感心しました。
とりあえずこれは映画を見なきゃいけない!
絶対終わったあと映画館すごい静まってるのがすごい想像できるけど見なくちゃいけません。
怖いものみたさな人にオススメです。
読後は絶対どんよりするけど。
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