7.28.2010

Book | シー・ラブズ・ユー

著者:小路幸也

東京、下町の老舗古本屋「東京バンドワゴン」を営む堀田家を舞台にしたホームドラマ小説の決定版、第2弾。


いやーなんかわからないけどこれ好きだなー。
全然泣き所じゃないのに、なぜかうるうるっと来てしまった。
家族の温かさというか、きっと今ではこんな家族なんてほとんどないんだろうけどな。

ここまでお互いを思いあって、家族にも他人にも何かをできる人たち。何かをできる家族っていいなーと思いました。


話自体は家族の話だから、ちょっとした小さい事件の話なんだけど、出てくるキャラクターがいいからいちいち感情移入してしまう。
それぞれのキャラの成長や葛藤に一喜一憂してしまう。
これからもこの家族、そして周りの人々の暮らしが気になります。

でも本を媒介にするだけで、いろんなことが起きるもんだなーと。
さらに本の良さも実感できる1冊です。

ほんわか温かくなりたい人にオススメです!

★★★★★



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7.27.2010

Book | 多読術

著者:松岡正剛

情熱大陸で見て読んでみた。
やっぱりこういうのはなかなか読み進められないし、内容も覚えられない。
そしたらどうやったら、内容を理解して、覚えて、後で使えるかがこの本に書いてあった。

でもやっぱこういうのって、きっとやらないんだろうなと思ってしまう。
でもやっぱり本をせっかく読んだのに、手に入れた知識を忘れてしまうのももったいないからやってみたいと思う。
のでちょっとやってみたいと思います。
やり始めたらもう一回この本を読んでみよう。



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7.25.2010

Movie | インセプション

監督:クリストファー・ノーラン
出演:レオナルド・ディカプリオ 渡辺謙 ジョセフ・ゴードン・デビット マリオン・コティヤール エレン・ペイジ

ダークナイトのクリストファー・ノーランが描いたSFアクション大作。

感想としては、難しかったっていうのがまず一番始めにくる。
こういう感想を持つ人は多いんじゃないかなと思います。
なんてたってテーマが夢の中、頭の中だからね!
最終的には夢の中の夢の中の夢の中・・・・・・・もうわかりません!って感じでした。


だから物語のカギ的な謎がとけた時もおーっ!となる前に理解するのが大変で、ちょっと乗り遅れる。。
自分の理解力不足が悔やまれます。



この映画は映像美を押しているんだけど、自分的にはちょっと不満。
特に夢の中だからなんでもできちゃうからやってみよう!みたいなシーンがあるんだけど、そこでもっとありえないこととかやって欲しかったなと。
確かにあれでもすごいんだけど、もっと驚きたかったなーと。



よかったのは、無重力の中で戦うシーン。
ここは天地がどんどん変わって、すごかったです!
これはどうやって撮ってるんだろうと興味津津だったのですが、なにかのTVでセットを回転させて撮影する古典的な方法で撮っていると言っていて、今度は撮影方法とかにも興味を持ちました。


あとディカプリオ演じるコブの心情にもなかなか共感できず。
なんかイライラしましたw


全体的にもう一回見なきゃわからないけど、もう見なくていいやと思ってしまいましたw
ということで個人的評価はあまり高くありませんが、理解力のある人は楽しめるんじゃないかと思います。たぶん2回見るのがオススメです!


★★★☆☆


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7.23.2010

Movie | トイストーリー3

監督:リー・アンクリッチ

声の出演:トム・ハンクス  ティム・アレン  ジョーン・キューザック  ネッド・ビーティ  ドン・ディックルズ

(吹き替え:唐沢寿明 所ジョージ)


CGアニメの先駆けとなったディズニー/ピクサーの人気ファミリー・アドベンチャーのシリーズ第3弾。


これはよかった!1のトイストーリーに匹敵するおもしろさでした。


この3はおそらく、トイストーリーシリーズの最後の作品だと思われますが、とてもいい終わり方でした。

ネタバレになるのでここには書きませんが、自分的にはこれしかない!という終わり方だったと思います。

アンディもおもちゃたちも納得な感じで素晴らしかったです!


この映画で特によかったのは、おもちゃたちが自分たちの最後を覚悟した瞬間でした。

どんな事になったのかは見てほしいとして、おもちゃたちのあの表情、行動にはかなり迫るものがあって、これを見た人は絶対におもちゃを捨てないとあの時に誓ったはずですw



そしてそして自分的にさらによかったのが、大好きなリトルグリーンメンが大活躍してくれたことです。

今までちょいちょいいい活躍してきた彼らですが、今回はいい!

さらに大好きになりました。



主に3Dでの上映が多かったですが、今までの3D体験から今回は2Dにしました。

メガネかける方式の3Dだったら、全然映像もきれいだし疲れないしで、2Dで十分だったなと思いました。

3Dは高いしねー。



とりあえずピクサーやばい!!

本当にはずれなしですねー。

トイストーリシリーズはこれからすべてコンプリートしたいと思います!



おもちゃは大切にしない子供たちにもオススメです!



★★★★★



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7.19.2010

Movie | SR サイタマノラッパー

監督:入江悠
出演:駒根木隆介 みひろ 水澤紳吾 奥野瑛太 杉山彦々

宇多丸さんやらいろんな人が絶賛していたこの映画。
やっと見れました。

痛い!しかし熱い映画だった。
本当にお金をかけてないマイナー映画で、メジャーな映画ばっかり見ていた自分には、正直最初は見づらかった。
でも慣れてきてからは会議室のシーンとかおもしろいし、反面一般の人からの偏見とか現実やらでどんどん打ち砕かれていく過程はなんかリアルだった。

ラップもやっぱりそんなにうまくないし、痛々しい部分もあるんだけど熱かった。
最後のシーンはちょっとうるっときた。
痛いなーって思う人もいるかもだけど、それはその人次第かなー。

2も映画館で見れなかったので、DVD待ちます!


★★★★☆



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7.15.2010

Book | 思考の整理学

著者:外山滋比古

なんか東大やら京大で売れたらしいから読んでみたけど、東大やら京大だけあって3分の2くらいしか理解できませんでした。
でも理解できたとこはやっぱり役立つし、もっと早く読んでいればと思った。
たぶん大学1年生くらいに読むのが一番良いんじゃないでしょうか。

いいアイデアを出すには、そのことを忘れてアイデアを寝かすとか書いてあるけど、実際考えてみたらそういうアイデアってふと出てくるときのことの方が多いし、あながち間違いではないと思った。

ノートをとるとかも書いてあったけど、正直そこまでできるか疑惑だからね。
こういう本の役に立つか、って実際自分がやるかやらないかだからなかなか難しい。
でも考え方とか伝え方とかそういうもののヒントはもらえた。
結局こういうの読んでも自分次第だなって思った1冊でした。
また今度真面目に読んでみようかな。
ちゃんと全部理解したい。

★★★☆☆



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7.13.2010

Book | 四国はどこまで入れ替え可能か

著者:佐藤雅彦

これは佐藤さんがネットで公開していらものを、絵で文庫化したものらしいです。
固めな題名とは裏腹に、全編ゆるーいマンガになっています。

しかし、そこはやはり佐藤さんの本ってことで、ゆるいマンガの中にもはっ!と目を見張るようなものもあります。マンガになってるから、前の「プチ哲学」とかよりかは薄いけど、それでもおもしろいです。
その物の概念をはずしてしまうと、マンガのストーリーも予測していたものとは違うストーリーになってしまう。よく考えた当たり前の理屈だけどおもしろいなと思います。

全体的にシュールな感じですけど、やはりオススメです!

★★★☆☆



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7.10.2010

Book | 分身

著者:東野圭吾

題名的に話の流れはバレバレなのですが、それでもおもしろいのはすごいと思う。

内容は非常に社会的で、ずっと進化してきた医学が、だんだん神的な領域まで及び始めてきてそんなところに警鐘をならしているのかなと感じた。

いろんな人の思惑があって、物語はあんな状況になってしまったのだけど、結局は人間のエゴで人間の狂気が秘められていた。読んでいると、とてもバカらしくて、情けなく感じるけど、そういう人間がいることも理解できるし、案外そういう理由でそういうことを研究している人もいるのかもしれない。

この物語はあることに対して、普通この題材を扱ったら恐怖とかホラーみたいな話になりがちなんだけど、しっかりと当事者の気持ちを考えていて好感が持てた。
自分が実際その状況になったら、そんなに絶望はしないと思っているけど、実際にいたらやっぱり気持悪く感じるのかもしれない。
そのうち本当に起きるかもしれないようなことだから、より考えさせられた作品だった。

★★★★☆



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7.08.2010

Movie | バンク・ジョブ

監督:ロジャー・ドナルドソン
出演:ジェイソン・ステイサム サフロン・バロウズ リチャード・リンターン デヴィッド・スーシェ

イギリスで実際に起きた事件を元に、「トランスポーター」シリーズのジェイソン・ステイサム主演で描いたクライムサスペンス。ベイカー・ストリートにある銀行の地下に強盗団が侵入し、貸金庫内の多額の現金と宝石を強奪する。しかしその貸金庫の中には大人の事情がありすぎる契約者たちの秘密が入っていて・・・。

これが本当に起きた事件っていうんならすごいな。
でもイギリスで史上数回しか発令された事のないD通告(国防機密報道禁止令)による完全な報道規制が行われたそうだから

なにかしらは本当にあったみたい。


これは銀行強盗のお話というより、貸金庫に大人の事情があるものを預けていた人たちとのバトルのお話。

だからよく見る銀行強盗映画とはまた一味違っておもしろかった。


主演のジェイソン・ステイサムは何回か見てるけど、渋くていいねー!

こういうちょっと悪目のワイルドな男がよく似合う。


強盗の仕方がなんかアナログだなーと思ったら、この実際の事件がもう生まれるらしいからね!

今度から少しくらい予備知識を入れてみよう。


よくある銀行強盗映画みたいにポップでノリノリじゃなくて、案外シリアスで力強くて好感が持てる作品でした。

最後はうまくいきすぎだろって思ったけどw



でもあんな大事なものを貸金庫に預けるだなんて、そんなに貸金庫って信頼されてるんだね。

中に何を入れてるかを、銀行側に言わなくてもいいっていうのに驚きました。



大人の事情に興味のある人にオススメです!




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7.06.2010

Movie | JUNO

監督:ジェイソン・ライトマン
出演:エレン・ペイジ マイケル・セラ ジェニファーガーナー ジェイソン・ベイトマン

アカデミー賞(脚本賞)を受賞。
今どきの16歳の女子高生JUNOが妊娠するお話。

少し前にこのような体験をしてしまった自分からすれば、もうちょっと物足りない気分。
なんか親に言うときのこととか、できてしまったことに対する気持ちとかがけっこう淡々としてたなーって思った。
まず、堕ろさないのはよかったけど、アメリカでは養子っていう方法がかなりポピュラーなんだなーと印象を持ちました。あんなにすぐ養子っていう案が出てきて、親もそれならみたいな感じになって、ちょっと日本とは違うんだなーと。
養子にするために産むってある意味すごいことだと思うけど。

なんか養子を迎える夫婦もいろいろあるんだけど、その時にJUNOには個人的に自分で育てるっていう選択肢もあって欲しかったなーと。
結局だいたいハッピーエンドになるんだけど、JUNOと結ばれるボーイフレンドが良い所がなさすぎて、なんで結ばれたんだろうと思ってしまう。こいつの責任とかもなんか皆無だし。

全体的にテーマの割に軽いタッチで良かったんだけど、それが逆にこの映画は重くみたらいいのか軽くみていいのかよくわからなくなりました。
音楽とかは良かったです。
あとJUNOが基本的におもしろい!

たぶんこれは軽めな気持ちで見るのがオススメです!



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7.02.2010

Movie | 告白

監督:中島哲也
出演:松たか子 岡田将生 木村佳乃

けっこう前に観たのですが、やっと更新します。

今回は珍しく原作を見てから行ってまいりました。

まず思ったのは松たか子の演技がすごいっていうこと。
あの淡々と、そして無表情でしゃべっていく様、まさに原作で受けた印象と同じだなーと思いました。

原作を読んだからか、話にはそこまで入り込めず、映像とかばっかり気になってしまいました。
監督は「嫌われ松子~」などでお馴染の中島監督なんですが、あーっぽいなーという感じでした。
基本的に暗い映画なんだけど、どこかポップで異世界みたいな感じ。
基本的に真横からの画とかすごいこの映画にあってるなーと思いました。

残念だったのは、映画だからしょうがないんだけど、それぞれのエピソードが薄くなっていたこと。
映画だと美月とかそんなよくわからないんだけど、原作だとそこら辺が細かく書かれて、もっと感情移入できたかなと。
でもでも全然おもしろいし、原作の印象そのままの映画で良かったです!
なんか人間のある意味極限を見た感じでした。
まぁ自分だったら、そこまで執着しないと思うけど。

とりあえず原作がオススメです!

★★★★☆

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