7.13.2010

Book | 四国はどこまで入れ替え可能か

著者:佐藤雅彦

これは佐藤さんがネットで公開していらものを、絵で文庫化したものらしいです。
固めな題名とは裏腹に、全編ゆるーいマンガになっています。

しかし、そこはやはり佐藤さんの本ってことで、ゆるいマンガの中にもはっ!と目を見張るようなものもあります。マンガになってるから、前の「プチ哲学」とかよりかは薄いけど、それでもおもしろいです。
その物の概念をはずしてしまうと、マンガのストーリーも予測していたものとは違うストーリーになってしまう。よく考えた当たり前の理屈だけどおもしろいなと思います。

全体的にシュールな感じですけど、やはりオススメです!

★★★☆☆



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7.10.2010

Book | 分身

著者:東野圭吾

題名的に話の流れはバレバレなのですが、それでもおもしろいのはすごいと思う。

内容は非常に社会的で、ずっと進化してきた医学が、だんだん神的な領域まで及び始めてきてそんなところに警鐘をならしているのかなと感じた。

いろんな人の思惑があって、物語はあんな状況になってしまったのだけど、結局は人間のエゴで人間の狂気が秘められていた。読んでいると、とてもバカらしくて、情けなく感じるけど、そういう人間がいることも理解できるし、案外そういう理由でそういうことを研究している人もいるのかもしれない。

この物語はあることに対して、普通この題材を扱ったら恐怖とかホラーみたいな話になりがちなんだけど、しっかりと当事者の気持ちを考えていて好感が持てた。
自分が実際その状況になったら、そんなに絶望はしないと思っているけど、実際にいたらやっぱり気持悪く感じるのかもしれない。
そのうち本当に起きるかもしれないようなことだから、より考えさせられた作品だった。

★★★★☆



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7.08.2010

Movie | バンク・ジョブ

監督:ロジャー・ドナルドソン
出演:ジェイソン・ステイサム サフロン・バロウズ リチャード・リンターン デヴィッド・スーシェ

イギリスで実際に起きた事件を元に、「トランスポーター」シリーズのジェイソン・ステイサム主演で描いたクライムサスペンス。ベイカー・ストリートにある銀行の地下に強盗団が侵入し、貸金庫内の多額の現金と宝石を強奪する。しかしその貸金庫の中には大人の事情がありすぎる契約者たちの秘密が入っていて・・・。

これが本当に起きた事件っていうんならすごいな。
でもイギリスで史上数回しか発令された事のないD通告(国防機密報道禁止令)による完全な報道規制が行われたそうだから

なにかしらは本当にあったみたい。


これは銀行強盗のお話というより、貸金庫に大人の事情があるものを預けていた人たちとのバトルのお話。

だからよく見る銀行強盗映画とはまた一味違っておもしろかった。


主演のジェイソン・ステイサムは何回か見てるけど、渋くていいねー!

こういうちょっと悪目のワイルドな男がよく似合う。


強盗の仕方がなんかアナログだなーと思ったら、この実際の事件がもう生まれるらしいからね!

今度から少しくらい予備知識を入れてみよう。


よくある銀行強盗映画みたいにポップでノリノリじゃなくて、案外シリアスで力強くて好感が持てる作品でした。

最後はうまくいきすぎだろって思ったけどw



でもあんな大事なものを貸金庫に預けるだなんて、そんなに貸金庫って信頼されてるんだね。

中に何を入れてるかを、銀行側に言わなくてもいいっていうのに驚きました。



大人の事情に興味のある人にオススメです!




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7.06.2010

Movie | JUNO

監督:ジェイソン・ライトマン
出演:エレン・ペイジ マイケル・セラ ジェニファーガーナー ジェイソン・ベイトマン

アカデミー賞(脚本賞)を受賞。
今どきの16歳の女子高生JUNOが妊娠するお話。

少し前にこのような体験をしてしまった自分からすれば、もうちょっと物足りない気分。
なんか親に言うときのこととか、できてしまったことに対する気持ちとかがけっこう淡々としてたなーって思った。
まず、堕ろさないのはよかったけど、アメリカでは養子っていう方法がかなりポピュラーなんだなーと印象を持ちました。あんなにすぐ養子っていう案が出てきて、親もそれならみたいな感じになって、ちょっと日本とは違うんだなーと。
養子にするために産むってある意味すごいことだと思うけど。

なんか養子を迎える夫婦もいろいろあるんだけど、その時にJUNOには個人的に自分で育てるっていう選択肢もあって欲しかったなーと。
結局だいたいハッピーエンドになるんだけど、JUNOと結ばれるボーイフレンドが良い所がなさすぎて、なんで結ばれたんだろうと思ってしまう。こいつの責任とかもなんか皆無だし。

全体的にテーマの割に軽いタッチで良かったんだけど、それが逆にこの映画は重くみたらいいのか軽くみていいのかよくわからなくなりました。
音楽とかは良かったです。
あとJUNOが基本的におもしろい!

たぶんこれは軽めな気持ちで見るのがオススメです!



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7.02.2010

Movie | 告白

監督:中島哲也
出演:松たか子 岡田将生 木村佳乃

けっこう前に観たのですが、やっと更新します。

今回は珍しく原作を見てから行ってまいりました。

まず思ったのは松たか子の演技がすごいっていうこと。
あの淡々と、そして無表情でしゃべっていく様、まさに原作で受けた印象と同じだなーと思いました。

原作を読んだからか、話にはそこまで入り込めず、映像とかばっかり気になってしまいました。
監督は「嫌われ松子~」などでお馴染の中島監督なんですが、あーっぽいなーという感じでした。
基本的に暗い映画なんだけど、どこかポップで異世界みたいな感じ。
基本的に真横からの画とかすごいこの映画にあってるなーと思いました。

残念だったのは、映画だからしょうがないんだけど、それぞれのエピソードが薄くなっていたこと。
映画だと美月とかそんなよくわからないんだけど、原作だとそこら辺が細かく書かれて、もっと感情移入できたかなと。
でもでも全然おもしろいし、原作の印象そのままの映画で良かったです!
なんか人間のある意味極限を見た感じでした。
まぁ自分だったら、そこまで執着しないと思うけど。

とりあえず原作がオススメです!

★★★★☆

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