
監督:クリストファー・ノーラン
すごい映画だった。
ただのアメコミ映画ではなかった。
軽いすっきり娯楽作品だと思ってみたら容易に裏切られ、最後まで見入ってしまうだろう。
確かに言われるだけあって、ヒース・レジャーが主人公にも覚える。
だってたぶん監督が見せたかったのは悪の方だから。
ジョーカーは街とバットマンの希望を奪ってはことごとく裏切っていく。
人間の心理を巧みに操り、恐怖をかきたて、あらゆる登場人物を揺さぶり、正義と悪のはざまに立たされる。
究極に追い詰められれば、誰であっても闇に落ちる。
人間の二面性を残酷すぎるほどに見た気がした。
だからこそ唯一二面性を持たない完全悪のジョーカーが活き活きして見えたのだろう。
普段入ってこない情報が入りすぎて完全に消化不良を起こした気がする。
またちょっとたったらもう一回見てみよう。
★★★★★
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