
これは、前回紹介した、「Ex-formation はだか」刊行記念として原研哉さんと当時のゼミ生による公開プレゼンテーション&講評というおもしろい催しでした。
最初は原研哉さんからEx-formationとは・・・という話から。
思ったよりやさしい感じで、しゃべり方に説得力があって、惹きこまれていく感じ。
その後は、本の目次順に元ゼミ生によるプレゼンが行われました。
1.Material+Baby
やっぱり美大だなと感じた作品。
本物のクオリティをあげるとこうも説得力がでるかと感じでした。
原さんも言っていたように花に包まれた赤ちゃんはなんかぞっとするものがありました。
うちの先生たちも言ってたけど、原さんも自分の作品を写真に撮ることは大事だと言っていた。
それができれば、自分が今何をやっているかわかっているらしい。
2.裸の人形
これもぞっとさせられた作品でした。
身近なリカちゃん人形にしたことで、さらにわかりやすくぞっとする度があがっているうように感じました。
リカちゃんを粘土で肉付けして作ったらしいです。
美大すごい!
3.はだかの少女漫画
これは質問してた人がよかった!
なぜ裸なのに、靴下や髪のリボンはしているのか。
あーっと思った。
こういう風に聞いた直後にするどい質問ができるってうらやましい。
もっと頭使って聴かなくては。
4.パンツ・プロジェクト
これがいちばんわかりやすく楽しい作品だったと思う。
やっぱり一目みて共感できるものって強いなと感じた。
5.「完成」を脱ぐ
うーん。最初は完全にだまされた。
本当にこういう課程でできているものだと思った。
こういうはっとさせられるものっておもしろい。
6.ハダカのはだか
なぜ人間だけ身につけているのかと疑問に感じた。
しかし、もはや人の日常に衣服はつきもので、身に纏っていないと逆に不自然に感じることに気付かされた。
7.はだかいろ
肌の色ってそうなっているんだと再発見。
これはゼミ生の人が来れなかったので残念。
8.おしり
ほぉー。いくつか欲しいものがw
おしりってこの形だけでもうアイコンとして成り立つんだ。
9.食べて脱がす
確かに食べる行為は脱がすという言葉に置き換えられた。
特にマグカップとかは、最近流行りのデザイン雑貨のようで欲しい。
10.はだかの地球
はだかの地球を初めて見た。
自分たちが見えている世界はほんの一部すぎない。
11.情報を脱ぐ
共感しにくいものもあったけど、ほかのも見たくなった。
きっともっと探せばあるんじゃないかなと思う。
おもしろいテーマだった。
てな感じの感想でした。
たぶん本を読まないと何のことだかわからないと思うので、本を読んでから読むのがオススメです!w
0 件のコメント:
コメントを投稿