11.06.2009

専門特別講義_5 富士通デザイン 上田義弘さん

今回は富士通デザインの上田さんがお話に来てくれました。テーマはICTデザイン、つまり情報通信技術のデザインについてです。富士通デザインのポリシーは「Human Centered Design 」です。これは、人間中心のデザインということで、富士通の代表的ならくらくホンなどはこういうところから生まれたのだなと思いました。

また富士通には「IW2トータルデザイン」という考え方があり、ITの進化によって会社などの物や人が減り、新しいスペースが生まれる。そこにできた新しいスペースや時間を使って、何か新しいことができるかも。ではそこで何ができるだろうかという考え方です。最近色んな人の話を聞くと、こういった話は良く出てくる気がします。時代はどんどん変わって、効率化と共に新しい価値をどう生み出すかが今大事なことなんだと思いました。

今回一番好きだったのは携帯についてのお話でした。

携帯には二つ折りやスライド携帯などの基本的なスタイルがあり、それはサービスと共に進化しているということでした。例えば、最初は通話だけのため一本型。メールやネットができるようになり、画面を大きくしボタンを押しやすくするために二つ折り。TVなどが見れるようになり、TVなどが見やすいように横画面になる携帯というような感じです。

今まではなんとなくそっちのほうがかっこいいから急にスライドになったりしているのだと思っていたけど、それにはちゃんと理由があり、やっぱりデザインはなんとなくじゃいけないんだと思いました。よくその形にはどんな意味があるのって聞かれるし、なるほどと思いました。

ちなみに次は携帯の画面とキーボードの部分が分離するタイプが考えられており、さまざまな使い方がより直感的に操作ができたりするのかなと思いました。


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