10.08.2009

専門特別講義_1 ソニーデザインセンター 伊藤潤さん


今日から始まった専門特別講義は、毎週、現役で活躍なさってるいろんな分野のデザイナーの方々がお話にきてくれるすばらしい授業です。
記念すべき第一回目はソニーデザインセンターの伊藤潤さんです。
長い間、ソニーのインターフェースデザインやデザインの評価など、たぶん今もみんなが使っているであろうソニー製品の製作に携わっていた方です。

今回は「楽しい、使い続けられるコンセプトを創るためにユーザー評価を活用する事例」ということで、ユーザー評価の仕方や使い方について話してくれました。
まぁまだレポートを書いてないのでまとまってませんが、ポイントとしては

・「○○という機能や商品をほしいですか?」というような調査は、プレゼンなどに利用するもので信頼性が低い。
・体験してもらったあとの言葉より、その時のリアクションの方が大事。
・使いやすいものを作ったとしても、それが流行るかは別問題。

簡単にまとめるとこんな感じだと思います。
確かに、質問をして誘導尋問的になってしまったり、言葉にしてもらうと、そこに理性が働いてしまうため濁った答えが返ってきてしまう。それも参考にしてもいいが、一番の本当の反応は使っているときや気を抜いてるときに出る仕草や言葉だったりする。
確かにもし料理がまずくても、作った人の前ではまずいとはなかなか言えない。
ただその人がいなくなると文句を言ったりする。
それと似たようなものだと思った。

そして一番ためになったのは、「使いやすいものを作ったとしても、それが流行るかは別問題」ということ。いくら使いやすいものを作っても、消費者はそれだけでは受け入れてくれない。
いくらいいものができたと思っても、本当に使う人に体験してもらうと、実は自分たちと使い方が違かったり、求めているものと少しずれていたりとわかることも多い。
むしろ使いやすさは当たり前で、そこにどうおもしろさとか、どう魅力をいれるのかが、何を作る上でも重要だと感じた。


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